第24話「やっちまった」



やっちまった!
やっちまったぜ。

家に帰ったオイラの部屋には、枕に使うソバガラが干してあったのだ。 

その香気は干草の香りのような、秋の草原を渡る風のような、陽光を内に秘めた懐かしい香り・・・。

オイラはとてもこの香りに包まれて眠るのが安心するんだよ。 綿枕などでは味わえない至福の睡眠を与えてくれるんだ。

この匂いが好きで、常日頃からソバガラ枕を愛用しているオイラは、何となく嬉しい気持ちになり、その匂いを胸いっぱいに吸い込もうと手に掬い鼻に近づけた時、
事件は起こった!

オイラはとてもコーフンしていた。

「あーソバガラ、ソバガラ、
 ソバガラ香ばしいか、爽やかか」

そんな佐藤春夫の「秋刀魚の歌」みたいなことを口走りながら、掬ったソバガラを鼻に近づけ胸いっぱいに吸い込んだ!

ぼぼぼぼぼ!♪

げえっ!
鼻いっぱいにソバガラをたくさん吸いこんぢまった!

へっくしょん!
ぺっぺっ!
ちーん!


またもやオイラはお約束な事をしてしまいました^^; い、いや、ほら乾燥したソバガラって凄く軽いから、よいこのみんなは真似しちゃだめだぞぉ。(言い訳が、む、虚しい・忍泣)


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(最終更新2003/01/31/Fri/18:00:16)






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