FOOLの大将放浪記(15)「山梨食い倒れ行脚」



山梨食い倒れ行脚
 とても早起きだったんだよ。

 普段、鑑定の時間に合わせ、朝の4時頃に寝るように時間をズラして生活をしているオイラは、今回の一般人とのツーリングに参加するために、前日から準備していた(笑)

 これも今日の葡萄狩りの為なのだ!!

 兎にも角にも、気が逸(はや)るオイラは、途中のコンビニで御握りを一つだけ胃に放り込み、東京某所の待ち合わせ場所へ急いだ・・・。朝7時の待ち合わせでオイラは早めに着いたんだけど、もうその頃には既に2人が待ってたよ。

 今回の予定は、清里高原の牧場で馬に乗り、清泉寮でソフトクリームを食べ、名産のホウトウを食い倒し、そして葡萄を腹一杯まで詰め込むのだ!

 ほどなくして全員が時間前に揃い、車に乗り込んで出発した・・・。どうやら今回の総勢は6名なんだけんど、みんなもこの葡萄狩りに人生を賭けているようだった(笑)

 車は中央道をひた走り、談合坂PAで飯を食い、時間を感じる間もなく清里に到着した。

 今回乗馬したのは、清里にある小須田牧場(じゃらんページ)だ。

 ここでは、引き馬による乗馬体験や乗馬レッスンなどがあり、スタッフも多いので安心して馬に乗ることができるスポットだ。

 オイラ達一行は、駐車場に車を停め、バーベキュー場を横目で見ながらずんかずんかと中に入っていったのであった・・・。

 中には馬の他に山羊なんていてさ、大人しかったんでスゲー近づいて写真を撮ったよ(笑)クラブハウスの手前に芝の斜面があって、そこに5頭の山羊がつながれていたんだけど、結構観光客が来るのか山羊は人に慣れててさ、触っても嫌がらなかったよ。黒い子山羊なんてモノスゲー可愛かったよ。

 この日は結構天気がよくてさ、山羊も日向ぼっこというか結構マッタリしててさ、もしかしたら眠かったのかもしれん(笑)この写真の白山羊もほとんど目蓋が引っ付いているよーな感じで、スローモーな動きだったよ(笑)

 ただ、山羊は可愛くてよかったんだが、気を付けて草地にしゃがまないと、黒豆・・・いわゆる山羊のフンの上に座っちゃいそーで、違う意味で気が抜けなかった(笑)他の集団なんて、うっかり座っちゃってヒサンな目に遭っていたよ。

 馬場の隣の建物は、カフェと土産物売り場になっててさ、びっくりしたのは馬のブロマイドが売ってた事だ(笑)やっぱし乗った後の思い出とか、そういうモンなのだろうか。

 いや、もしかしたら乗っている間に馬との愛が芽生えるのかもしれないっ!(笑)そして定期券入れとかにその馬のブロマイドを入れて、朝晩チューするとか・・・。そんな風に一瞬考えて想像してみたんだけど、んなワケないか^^;

 今回、ここにいた馬は大人しくて馬齢が高いのが多くてさ、山羊と同じで眠そうにしてたよ。

 でもね、サラブレッドの現役引退馬がこういう所で生涯を終えるのかと思っていたんだけど、引き馬のファームステイの兄ちゃんに聞いたらさ、生まれも育ちも引き馬ってのが多いらしい。よく考えてみたら、初めから引き馬に調教すれば乗りやすくなるし御しやすくなるもんね。

 そんなこんなで馬に乗るのが目的で今回は来たんで、早速みんなノリノリで乗馬を申し込んだんだよね。乗馬用の帽子みたいなヘルメットを被ったメンバー達は、もう気分はジョッキーって感じで自分の乗る馬の所へ向かった。オイラが今回乗った馬は、ダイアナちゃんだ(笑)彼女は20歳、人間の年齢になおすと、もう殆ど100歳のような感じらしい。

 馬の年齢に若干の嫌な予感を感じたが、見た所健康そうだったので、よっこらしょと上に跨ってみた。子供の頃乗ったのはポニーだったんだけどさ、今回乗った普通の馬の上は、想像以上に高い場所に感じたよ。肩や首のところを撫でながら胴を足で締め付けて馬に舐められないように体勢を決める。厩務員に鐙(あぶみ・足を踏ん張る輪っかね)を短く調節されたところに純和風体型の悲しさを感じた(笑)まあ、そんなこたぁいいんだが、オイラの不安をよそに馬は牧場の外周を回るルートへと進んでいったのだ。

 歩き出すと意外に左右に揺れる感じで、年齢のせいなのか幾分かふらついているように思える。他の馬を見てみると、やはりスムーズに歩いているようだ^^;ただ、乗り心地は悪くはなく、ダイアナも軽くムズがったぐらいで危ない感じではなかった。

 牧場の外周を、引き馬の兄ちゃんと話しながらゆっくりと回って10分程で馬は元の場所へ戻っていった。料金は1300円だったのだがそれなりに楽しんだ感じだ。

 その後、一行は車に戻り、清里の駅前を素通りして清泉寮に向かった。この前のニュースでやっていたのだが、最近は清里も一時期のブームが去り、閑古鳥が鳴いている状況のようだ。行ったのは土曜日のはずなのにメインストリートの店には昔のような人出は無かったヨ。あの1980年代に建てられたヘンな形の建物達は、ところどころ壁の塗料が剥がれ、ローカルサーカスのつまらないピエロのような物悲しさがあったよ。

 清里は名前が通ってはいるが、清泉寮以外はたいした事はなく、ゆったりとしたリゾートで今後は展開していったほうがいいと思うよ。駅前には観光地によくあるようなブティックがあったが、今は観光に行ってわざわざ奇抜な服なんて買わないだろうと思った。

 清泉寮は駅から上にしばらく行った所にあるんだけれど、駅周辺とは対照的に人がいっぱいいたよ。ここのソフトクリームが美味しくて有名なんだよね。着いて、早速バニラソフトクリームをGETして、冷たさでアタマがキ〜ンとなりながら一気食いしたヨ(笑)

 今回の清里での目的を達成した一行は、やはりホウトウも食っておかねばなるまいってコトで、駅から下に下ったところにあるホウトウの店に移動した。

 食べたことのある人だったら知っているだろうが、ホウトウは鍋で提供されるので、一人分でも量が結構多めなのだ。その次に葡萄狩りを控えている我々は、ここで腹を膨らませてはならないと姑息にも考え、一人分を二人で食べるというビンボーに見えてしまいそーな注文をしてしまった(笑)い、いや、そのうち二人は定食を一人前づつ食ったからそうは思われないかな。

 一杯の掛けソバの話だったら、店主の配慮で1玉分余計に入っているのだろうが、ホウトウは標準装備として常人の腹が目一杯になってしまうほどの量なのだ。まだ山梨で食べたことの無い人は、気を付けて注文した方がいいぜ。だって、二人で食っても腹が一杯になっちまったモン(笑)

 しかしさ、気を付けて食ったのに、結局、腹一杯になっちゃってさ〜、店を出て腹ごなしにみんなでパターゴルフやったよ。ああいうのってさ〜、絶対つまらないと思ってたんだけどさ、6人ぐらいでやると面白いよね〜。みんなでワイワイ楽しめたよ。

 その後腹もこなれた一行は、当初の予定通り中央高速に乗り、勝沼にある葡萄狩りにマッハの速度で移動した。

 目を付けておいた片田園に到着した我々はヒソカに燃えていた。

「ぜってぇ沢山喰ってやるっ!」

 そう、今までの観光はオマケなのだ!この為に来たと言っても過言ではあるまい(笑)皆は期待で満面のエビス顔になっていることからもワカル!店のオバちゃんの説明を聞くミンナは、当然上の空であった(笑)もう気分はピオーネと巨峰で一杯だった。

  そして葡萄棚に案内された一行は、各自自分のトレーとハサミを手に持ち、ウオーと叫びながら踊り込んで行ったのだった・・・。

 正直に言おう。巨峰とピオーネは甘くて美味かったよ。

 デモネ、店のオバチャンが言ってた通リ、喰い放題は甘い考えだったよ・・・。だってさあ〜一粒一粒がデケェ!んだモン。一房喰ったダケで腹一杯。二房目に突入できないぐらいに腹一杯なのだよ。

 よく考えてみたら、一房の大きさはオイラの胃の大きさと変わらないぐらいあるモンな〜。そりゃあ喰えねえわ(笑)全員1房半を食べたところでギブアップしてしまったのであった・・・。

 周りを見回してみたんだけれど、いつの間にか全員の目が限界で虚ろなものになっていたよ。ヤラレたよ。ヨイ子は真似しちゃだめだぞぉ〜(笑)

 そんなこんなで日も暮れて、オイラ達は葡萄を土産で買い、家路についたのであった・・・。

 次回は葡萄の丘を探索してワインを飲もう。


(最終更新2003/09/09/Tue/00:08:34)






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