FOOLの大将放浪記(18)「八重山諸島石垣島勢い観光でポン!」



八重山諸島 石垣島勢い観光でポン!
 八重山諸島旅行の三日目は、石垣島観光の日なのだ。

 前日、またもや酒を飲んで早めに寝たおかげで、疲れもなくスッキリと六時に目覚めたオイラは、朝焼けなどの写真を撮るべく、宿の前にある砂浜へ繰り出した。

 東屋みたいなものがあり〜の、ハンモックがあり〜の、椰子の木が生えてい〜のであった。コンクリートの階段に座って、海を見ながらボ〜っと煙草を吸っていると、波が静かに打ち寄せてくる。まさに想像上の南国の夜明けにをそのまま実現したような雰囲気の砂浜は、日常の喧騒を忘れさせるような場所だった。前日夕方に雨の前線が遠のいたおかげで、青空と雲の嬉しい日になっていたよ。

 写真を撮り終わった足で、そのままレストランでバイキング形式の朝食をとる。この日はクロワッサンと丸パンがあったのでベーコンとスクランブルエッグをチョイスして、紅茶と一緒に腹に収めた。そーいえば、ホテル・レストラン用品卸業の会社で働いていた頃、英国風と米国風のお茶の飲み方を教わったなー。受け皿文化とマグカップ文化って感じで英国風の茶の飲み方は、受け皿も胸の前で持って飲むってやつだ。

 まーそんなこたぁどーでもいーんだけど、この日は修学旅行の高校生も、この宿に泊まっていたらしく、英国風だ〜米国風だ〜のカンケーねえ、モノスゲー状態の朝食だったことも付け加えておこう。

 部屋に戻り寛いでいるうちに、フロントから、予約しておいたレンタカーが配車されたとの電話が来た。そこでオイラは荷物を用意して玄関先で車に乗り込み、石垣島観光に出発したのであった。

 まず初っ端に向かったのは、唐人墓だった。ここは極彩色の中国風の飾りが綺麗な建物っつーかなのだ。ガイドブックによると、産業革命時代、中国から苦力(くーりき・人足のことね)を西洋諸国で使役するために船で運んでいたんだけれど、当時、中国人は西欧人に苛められる事が多かったらしいんだわ。んでムカついた苦力達は暴動を起こしたらしいのよ。んで、この島で強制下船させられたんだけど、その後、暴動に怒った英国から派遣された軍隊に捕らえられ、殺されたり捕虜になったりしたんだ。

 当時のここの島民は、なんとか助けたいと思って熱心に動いたんだけれど、英国軍から助かった人も疫病の流行なんかで亡くなったらしい。それを慰める意味でここに遺骨を祭ったんだってさ。今のデザインの廟は、いくつもあったそれらを纏めてここに造ったものだ。

 その次にオイラが向かったのは、フサキビーチだ。桟橋が海に向かって突き出し、監視小屋が青い空にスパッと建つ、ダイビング講習などもある砂浜なのだ。周囲にはソテツや椰子が植えられていて、珊瑚交じりの白い砂浜がとても綺麗だった。

 この日の観光は長距離移動だったのもあるが、多数の施設やポイントを一気に回る必要があり車を借りたんだ。バスだと待ち時間が長くなり、徒歩移動は足の裏が痛くなる軟弱者になってしまったので(笑)

 そんなこんなの次は、みんさー織りを製造販売している「みね工房」だ。海と空のブルーや太陽のイエローなどを意識した色使いと、八重山に伝わる『五・四』(いつの世までも末永く一緒にという意味)の柄を織り込んだ布で作った丈夫なバックや財布などの民芸品だ。ここでは実際に機(はた)を織るオバちゃんたちの職人技を実際に見ることが出来る。この色使いはオイラから見るとものすごくいい色に見えたよ。布自体がしっかりしていたんで長持ちしそうで、ばーちゃんとかーちゃんへの土産にしたさ(笑)

 みね工房を出て向かったのは、八重山民族園だ。ここは八重山の文化が保存されており、昔使っていた漁具や民具が陳列されてるさ。この地方の古民家が何件か移築されていて、働いている人も伝統的な衣装を着ていたよ。ここの古民家の軒先に座って、実際に古い道具を使って水牛の力で絞ったサトウキビジュースをご馳走になった。

 民族園を見た後、川平に向かって走っていたら、プチ・マングローブの群生を砂浜に見つけ、水深が浅かったんでジャブジャブ海に入っていって写真を撮った(笑)

 さてさて、その次は底地ビーチだ。ここは絶好の写真スポットで、他でここの写真を見たオイラは、是非、この眼で見てみたかった場所だ。弧を描いた砂浜がとても綺麗な景観を作っている。またもや座ってボ〜っとしていると、足元ではヤドカリがチョコチョコ歩いていた。木陰でそのまま寝転んでみたんだけれど、スゲー贅沢をしているような気分になった。

 それからそれから向かった先は、川平湾手前にあるカビラガーデンのハブ館だ(笑)つっても川平湾を見る為に車を停めたレストランに併設されていたんで、勢いで入ってみたんだけど(^^;中にはハブをはじめ、ニシキヘビやキングコブラなども展示されていて、白蛇と赤蛇なんていう珍しいアルビノ種(白子)やルチノー種(単色抜け)の蛇の展示をしていた。そのままそこで八重山ソバを食った後、駄目元で川平湾見学の為、車を置かせてくれないか頼んだ所、お店の人は快くOKしてくれた。カビラガーデンのレストランの皆さんありがとう。駐車場が空いておらず困っていたんで助かりました。

 


 そんなこんな感謝をしながら、テクテクと坂を下り、目指す川平湾へ。そこにはオイラの思い描く南国の海があった。(笑)白い珊瑚の混じった砂浜にはボートがあり、近くの木にはブランコが!おおよそ一度は誰もが想像する、南国の海の情景なのだ!!ハッキリ言ってカンドーするぞコイツは!そのまま勢いでブランコに年を考えず座ると、海の方でカップルが楽しそうにしていた。丁度真ん中に木が入るようにして相合傘風にパチリ。

 

 しっかし青い空と海と白い砂浜が一体となった情景は、見る者を感動させるほどのものとなっている。五百円玉貯金旅ブラボー!!また貯金してここに来てやるっ!!そー思わずにはいられないほどのものであった。国指定名勝地(全国でたった八箇所)の評価は伊達ではなかった。まさにウラウラウラウラウラウラウラ〜って感じでオイラに攻めてきたよ。

    


 その後、後ろ髪を引かれながらも次の目的地、ヤエヤマヤシ群落へ向かい、いろいろな景色を見て、サトウキビ畑を見て、その先に伊原間の景色を見て、サヒチ洞へ。ここは石垣島が出来た3億7千万年前に出来たという鍾乳洞だ。こういう洞窟には珍しく、海まで抜けることが出来る。抜けた先には岩礁に波が打ち寄せる海があり、バリ島の方にあるような南国系の仏像が静かに海を見つめていたよ。今回は乗らなかったが、近くでは乗馬体験も出来るみたいで馬も飼われていた。

 その次には白保の海に行きたかったんだけんど、時間の関係と入り口がよくわからなかったので断念し、前日に目星をつけていた石垣島公設市場付近へ、土産の買い物に行き、そのままゆうパックで家へと発送した。だって重たいモンをテイクアウトしたくないぢゃん(笑)

 買い物が終わると車をレンタカー会社へ直接返しに行き、またもや初日に行った居酒屋へ行って、ゴーヤチャンプル、蛸のゲソ揚げ、タコライスなんてをまたもやパインハイ数杯で流し込んだ。タクって(タクシーに乗って)宿に帰って露天風呂に入り、部屋で2缶ほどパイナップル酒を晩酌して、ほろ酔いの力を借りて爆睡したのであった。

 明日は念願の竹富島だっ!予報ではいい感じの晴れ全開らしいぜ。楽しみだ〜!

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(最終更新2004/08/17/Tue/09:56:34)






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