FOOLの大将放浪記(24)「西伊豆観光漆喰旅」



FOOLの大将放浪記(24)「西伊豆観光漆喰旅」
 行ってきたよ西伊豆。

 それがさぁ、18日深夜、伊豆スカイラインに雪が降ってしまった影響で国民宿舎の予約がパァになっちゃったので、急遽、西伊豆の土肥に宿をとっての強行だったのさ。

 まずは19初日朝、お泊まりデイサービスにバーちゃんを送り出し、車に乗り込みAM11時にスタート! 降雪で箱根を走れないと判断したオイラは、今回は東名高速で沼津へ。

 沼津のあじやで「ムロアジの干物定食¥500」を食い、国道414号をひたすら南へ。

 まずは 戸田の漁港で何枚か写真を撮ろうと目論んで、走って行ったんだけれどさ、19日は生憎の天気でイマイチだったんだよね。(写真は2日目のもの) そんなワケで初日はスルーしてしまった。

 でもまあ、天気が悪いからって何処も行かないのも芸がネェってなワケで、とりあえず土肥にある象牙美術宝庫へ。

 ここは主に象牙細工の工芸品を展示している個人運営の美術館で、桜餅用の葉っぱを加工販売する会社の社長さんが仕事で中国に渡った際に収集した象牙細工の美術品を展示しているトコロなんだわ。

 まあ、何となくローカルな美術館なんだけれど、中に入ってビックリ、スゲー超精密な手彫り象牙美術品が所狭しと並んでいる。

 館内の説明によると、なんと痔か・・・あーいやいや、時価数十億円の所蔵品なんだそうな。 田舎の美術館はそんなコトが書いてあってもショボい事が多いんだが、ウソだとは言いにくいほどのモノスゲー価値がありそうな象牙細工と翡翠などの工芸品が、所狭しと並んでいてビックリしてしまう美術館だ。 

 そんなこんなしているウチに丁度良い頃合いとなったので、今回宿泊する某ホテルへ。 実は現地に行って思いだしたんだけれど、このホテルと同じ系列の伊豆修善寺のホテルへ8年程前に泊まった事があったんだわ。 その時はね、料理がモノスゲー美味しくてさ、とても良かったんだよね。 んでね、今回も期待してたワケさ。

 部屋は広々、露天風呂良好、そんなこんなで時間を潰しているウチに夕食の時間となった。 料理の感想は・・・・・・・・・・イマイチ・・・だった。(苦笑) と、いうことで、今回のホテルは匿名でリンク無しだ。^^; 

 今回泊ったホテルは、土肥の端の方にあったので外へ呑みに出ていくという選択肢はなかった。 まあ、ホテルにスナックもカラオケも夜食レストランもあったので便利だったんだけれどさ、珍しく移動で疲れてしまったよ。

 でもさ、次の日を充実させる為には、大まかな予定ぐらい立てておこうってなワケで、持参した古いるるぶの伊豆版を開いたさ。 オイラは結構こういう癖があってさ、旅行に行く時や人に観光案内する時にキモチイイ移動やスケジューリングがしたくてこんな本を何冊か持っている。(笑) モチロン前に行った八重山諸島もばっちりスケジューリングしたし、箱根の観光案内の本なんか三冊も持っている。

 今の新しいるるぶはどうだか知らないが、数年前までのるるぶはハッキリ言って見にくい。 行きたい場所があってもその説明は小さく、何処に載っているのか分かりにくく、オマケに店の宣伝ばかりが多いのだ。 まあ、中身を見ないで買ったオイラが悪いのだが、結構使えない。(笑) それでも何とか予定を立て、大浴場と露天風呂に二回ほど入った所で意識不明になったのであった。(笑)

 次の日、起きたのは6:30、ハッキリ言っていつものオイラだったならば眠ったばかりの時間だ。 いつもは深夜の鑑定依頼に対応する為に就寝は4時頃なんだけれど、前の日に日本酒を呑んだおかげで早寝をしたので、サクッと起きる事が出来たよ。

 とりあえず剛毛寝癖バリバリの髪の毛を朝風呂チャン・リン・シャンで寝かしつけて整えて、食堂でバイキング形式の朝食をとる。 朝は一杯のオレンジジュースと卵・ソーセージ・パンの洋食で済ませ、最後にデミタスコーヒーでフィニッシュ。(笑) 最近朝は重いものが食えないのだ。

 まあ、そんなコトはどーでもいーんだが、兎に角その後、身支度を調えて9時に宿を出たのであった・・・。

 最初に向かったのは、伊豆の先端の方にある松崎だ。 ここには「伊豆の長八美術館」と「長八記念館」があってさ、漆喰で作られた入江長八の壁画作品を見る事が出来るんだよね。

 ここでは絵を漆喰で盛り上げて壁画として作ってあるんだけれどさ、貸し出しされている虫眼鏡で見ているとびっくりするぐらい小さいものまでしっかり描いてあるトコロにビックリしてしまったよ。 長八記念館の方には彼の胸像と墓があるんで、美術館と記念館を一緒に回ってみてくれ。 しかし、双方とも経営者が違うので、そこら辺の説明をされてしまったのにはハッキリ言って閉口した。 観光客はキモチイイものだけを聞きたいのだよオジちゃん。

 その後、戸田港に戻って昼食、網元の店で海の親子丼風のサケいくら丼を食う。 タラバガニの漁村なんで食おうかと思ったんだけんど、ちっと予算的に辛かった。(笑) まあ、カニは昨日の夕食で出たので断念したよ。

 昼飯を食って少々マッタリし、港で写真を撮ってから今度は大瀬崎へ。

 伊豆の付け根に当たる沼津の郊外、其処に突き出る形で存在するこの岬は、ダイビングスポットとしても根強い人気があるのと同時に、とても不思議な印象を受ける場所だ。

 この岬には大瀬神社があり、その中でも神池と呼ばれる池が神秘的だ。 岬の横幅は約40m、その中に横幅約20メートルの淡水の池が存在しているんだよね。(地図を参照してくれ) 通常、このように海と10m程度で隣接している場合、その水は海水や汽水である事が多いのに、ここは鯉などが泳ぐ淡水なのだ。 流れ込む川などは周囲に存在せず、また、流れ出す川も存在しないので一種の神秘スポットになっている。 恐らく、この岬の中央部を伝って湧き水が出ているってウワサもある。

 そういえば、この神池でサカナを苛めると帰り道に事故るっていうジンクスは、地元では結構有名だね。 また、この池には静岡近辺の地震を起こすナマズが棲んでいるらしい。 ちなみにオイラはこの池で鯉にエサをあげたけれど、出くわさなかった。 たまに鯉に混じってエサに群がるナマズがいるらしいので、ここに出掛けたら自動販売機でエサを買って粘ってみてくれ。(笑)

 この大瀬神社は引手力雄神を祭神としていて、この地方の海の守護神として鎮座しているんだ。 縁起が書いてあったんで、読んでみると「日本書紀によると、白鳳十三年(684年)大地震があり、特に土佐の国では多くの田畑が海中に没した。また伊豆島西北では突然三百丈余も隆起し、島が出来たと伝えられている。その時できた島が大瀬の島であり、当時はまだ地続きでなく、琵琶のような形をしたまま離れていたので、琵琶島と呼ばれていた。また一説によると、当時土佐の国から土地を引いてきてこの島を造ったという伝説があり、その神霊を感じて引手力命の神名がつけられたという。」と書いてあったよ。

 写真は神社にある一本足の鉄下駄と樹齢1500年以上とされている御神木のビャクシンの木だ。(もう一枚、もっと迫力のある写真を撮ったのだけれど、白いモンが写ってしまったのでこっちにしたヨ・苦笑)

 とまあ、こんな感じで今回の放浪は、近場で短いながらも充実した観光が出来た気がするよ。 よかったよかった。
小田原にて


(最終更新2005/02/28/Mon/17:48:30)






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