FOOLの大将放浪記(30)「たまには箱根、星の王子様紀行」



FOOLの大将放浪記(30)「たまには箱根、星の王子様紀行」
 ゴールデンウイークも終わり、観光客が減った頃合だなーと急に思い立ち、箱根にある、星の王子様ミュージアムへ行って来たさ。

 この星の王子様ミュージアムは、サン=テグジュペリの書いた物語「星の王子様」の世界を余す事無く語ってくれるトコロでさ、箱根にある色々なスポットの中でも、箱根ガラスの森と並んでオイラが気に入っている場所なのよ。

 今日の箱根は快晴とはいかなかったが、まずまずの天気で、新緑の森の色、風に飛ぶシャボン玉が嬉しく思えたよ。

 入り口を抜けると、テグジュペリの愛した、プロバンス地方や彼が生きた時代のリヨンの街並み、そして彼の暮らしたサン=モーリス城、そして、パリの町並みが再現され、彼が生きた足跡を辿っていくようになっているんだ。

 そしてその奥の森にはサン=モーリス城に隣接した礼拝堂を模したサン=テグジュペリ教会があり、この中で休んでいたら、森を渡る風の音が聞こえてきたよ。

 この教会の前の建物には映像ホールがあって、星の王子様の世界を映像にして見せてくれた。 たった二十分程度の短い映像だけれど、何となくその中に自分自身を投影してしまうような感じだったよ。

 映像ホールを出たオイラは、とりあえずオープンカフェの椅子に座って、1930年代のブレンドを再現したコーヒーで一息ついたよ。

 このサンジェルマン・デ・プレにはケーキもあり、一瞬、迷ったんだけれど、コーヒーの苦さが気持ちが良かったので、結局頼まなかったさ。

 その後、テグジュペリの生家を模した入り口を通り、展示ホールへ。 ここでは彼の人生を辿る展示があり、幼年期から彼が飛行機に乗って消息を絶つまでが紹介されている。

 そういえば彼が最後に消息を絶ったマルセイユ沖の紺碧の海で、2004/04/08に彼が当時乗った飛行機P-38ライトニングが発見されたニュースがあった。

 第二次世界大戦当時、マルセイユの沖でドイツ軍の戦闘機と交戦となり撃墜されたその残骸が、ダイバーによって発見されたとのコトだったっけ。

 星の王子様は何度読んでも色々なコトをオイラに教えてくれる。

 ウワバミに呑まれた象、麦畑、砂漠の金色の蛇、狐、それはオイラの記憶と結びついて、オイラの中でゆっくりと消化されていく。

 子供の頃に読んだ時、「本当に大切なものは目で見えない」と教えられ、「かけがえの無い、たった一つの薔薇」の真実を知り、そしてこれから年齢を重ねても、読む度に違う発見をすることになるのかも知れない。

 そういえば、オイラはこの星の王子様以外にもう一冊だけ絵本を持っているんだ。

 もう小僧ではない年齢になったけれど、この絵本達はオイラの中で、これからも大切に読んでいこうと思う。

取材協力

Copyright© 1995-2007 
星の王子様ミュージアム
All rights reserved.
Photh by FOOL


(最終更新2007/05/26/Sat/02:54:06)






[BACK]
shiromuku(hu)NOTEBOOK version 1.00