FOOL奮戦記(8)



FOOL奮戦記(8)
さに急展開だった。
ある日仕事を終えて家に帰ると、ばーちゃんが居ない。
かあちゃんが言うには昼間倒れたらしい。

「なにいぃ!」

一瞬だけ焦ったが、すぐ冷静になり詳しく訊いてみた。
病院の話によると、小脳の運動機能を司る部分が梗塞し、三半規管の感覚を狂わせて倒れさせたようであった。
大脳が梗塞した場合、言語中枢や思考が犯される場合があるが、今回の場合バランスをとる部分なので死にはしないとの事。
とりあえず胸を撫で下ろしたのであった。

しかし、考えてみるに脳梗塞自体は薬でいくらかは抑えられるが、
段々と進行し梗塞部分にもよるが老人ボケなどを引き起こす場合が多い。
入院している病院はオイラのかあちゃんが勤めているのだが、
(かあちゃんは看護婦なのだ^^;)
少しでも良くなり退院した場合家でのアフターが心配である。

当時のオイラの状況は、朝の8:00〜夜の12:00まで店に拘束されていて動けない。
しかし、店で貰う給料以外に占いの副収入があり、
占い収入で切り詰めて生活した場合、ギリギリ食ってく事が出来そうなレベルだった。

通院・リハビリ・家事・その他諸々な家の実務をやる人間が決定的に足りない。
オヤジが生きていれば彼は隔日休みの勤務体系の警備員だったので、
その部分で看ることも出来たのだが…。

オイラの決断に、オイラの占い師としての今後と家の今後がかかっている気がしていた。

オイラは決断した。
そう、専業占い師に!


占いを生業とした場合、収入が不安定である。
この時点で現実を考え人生設計を立てておかねばならないのは分かっている。
しかし年齢を考えた場合、ここでやってみなければ後にはそのチャンスは無い。

オイラは「地図にない道」を歩く決心をした…。

to be continued

次のオハナシへGO!


(最終更新2003/03/01/Sat/01:27:01)






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