FOOL奮戦記(9)



FOOL奮戦記(9)
うと決まったら早かった。
流れは加速し、オイラはその流れのままに動いていった。
とりあえずは勤務先の社長へ相談をすることにしたのだ。

F:「社長!ご相談があるのですが・・・」
社:「へ?なに?」
F:「実はですね、ウチのバーちゃん倒れまして、
   介護することになりそうなんです。」
社:「えっ?」

今考えてみると、社長は「なんで君が?」と思ったかもしれない。
働き盛りのオトコが介護で辞めるなんておかしいと思ったに違いない(笑)
でもさ、さすがに「占い師になりますから、辞めさせてください」とは言えなかった。
それを言ってしまったら、社長が拾ってくれた恩を仇で返すようなモンだしね。

F:「それで家で仕事をする事にしようと思いまして・・・」
社:「へ?家業あったっけ?」
F:「前から誘われてたパソコン使って出来る仕事なんですよ。」
社:「そうなのか・・・残念だな。」

社長は多分、分かっていたのかもしれない。
それ以外の仕事があることが・・・。

社長はオイラの目をじっくり見た後、言った。

社:「分かった・・・」

そしてオイラは事務所を後にしたのであった。

次の日からオイラはやめる準備と引継ぎに取り掛かり、
そして夏の暑い日に退職した。

to be continued

次のオハナシへGO!


(最終更新2003/03/01/Sat/01:27:58)






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