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干支が〜 |
悪友にハメられた話だ。 高校卒業し就職して間もない頃だった。 当時は飲みに行く余裕も無く週末になると酒を買って家で飲んでいた。 その悪友とは今でも親密な付き合いがあるんだけど、 この時ばかりは悪魔に見えたよ。 悪友は酒が強くなく飲むと直ぐに気持ち良くなってしまう体質で、 飲みに行く時は、とーーーっても財布に優しい奴だ! 俺はその悪友を・・・ リーズナブル君と呼んでいる。 その悪友の名前は・・・ THE FOOL(笑) この日はFOOL君の家だった。 ビール&焼酎&ツマミを買って将来を語りながら飲んでいた(爆) 話も弾み酒が無くなってしまった。 するとFOOL君がおもむろに立ち上がり言った。 FOOL:「K君いいのがあるよ〜」 K :「なに、なに?」 FOOL:「ジャ〜ン!ウイスキーさっ」 K :「おおおお〜スゲーー!」 FOOL:「ダルマだけどね。」 なんて友達思いの良い奴なんだ!! ダルマだろうがホワイトだろうが何でもよかった。 この頃はウイスキーなんて高価で滅多に口にできなかったからね。 しかーし、このウイスキーには隠された秘密があったのだ。 FOOL:「じっ実は・・去年のなんだけどさ〜」 K :「大丈夫だよ口空けてないでしょ?」 FOOL:「いや〜それがさ〜空けちゃってあるんだよ」 K :「なっなに・・でも大丈夫だよ飲もうぜ!」 FOOL:「そっそう。飲む?」 ウイスキーのラベルよく見ると干支の絵が! たしかに一年以上経っている品物だった。 とりあえずFOOL君が水割を自分のと俺の分を作った。 そして一口飲んだ。 FOOL:「どう?美味い?」 K :「う〜ん。こんなもんじゃないかな〜?」 この頃の俺はウイスキーの味なんてよく知らなかった。 チョッピリ大人になった気分だった(笑) K :「FOOL君も飲めよ」 FOOL:「えっ!まだ俺は焼酎が残ってるからさ〜」 FOOL:「これが飲み終わったら飲むよ」 俺はウイスキーを口にするまで殆ど酔ってなかった。 しかし、水割りを半分ぐらい飲んだところで体調に変化が起きた! 胸焼けがして気持ち悪くなってきたのだ。 K :「ちょっとトイレに・・・気持ち悪くなった」 FOOL:「大丈夫か?行ってきなよ」 そしてトイレに入った。 しかし、それから朝まで俺は帰らぬ人になってしまった(笑) FOOL君の家のトイレを一晩中・・・ 占拠してしまったのだ! 辛い・・辛すぎる(TT) 越冬したウイスキーなんて飲まなきゃよかった。 しかもFOOL君は俺に毒味させて一口も飲んでない! 酷い野郎だー でも心配してトイレに毛布を持ってきてくれたよ。一回だけね。 その後FOOL君は言うまでも無く ベットで寝てやがる! 俺は便器とニラメッコして寒かったのに・・・ ベットでイビキかいて気持ちよさそ〜に爆睡だよ。 夜も明けはじめ気持ち悪いのも治まり俺もトイレで爆睡したけどね。 しかし後悔したよ。 もう二度と越冬したウイスキーは飲まない! 朝になってFOOL君が言ってたけど 「俺ヤバイと思ったもん」 だから飲まなかったんだよ奴は! おかげで俺は自爆してしまった(笑) 酷い友人だよ(ToT) 次のオハナシへGO! (最終更新2003/02/18/Tue/13:27:02)
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